色彩回復日記

たのしく見るテレビの感想

まんぷく 9話 すれ違い…ません絶対

第2週「…会いません、今は」木曜日

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咲のためにできること

 

咲の病室に集まる今井家。病状はかなり進行していて、医師はとにかく安静にするしかないとの見解を示します。最初に行った病院では「風邪」と診断されたため、発見が遅れてしまったようです。

もっと早く気がついていれば…と肩を落とす萬平。「咲姉ちゃんは心配かけたくなくて無理してしまった、だけど周りが暗い顔をしていたら治るものも治らない」と二番目の姉である克子は明るく振る舞います。楽観的でいようとする克子を見て、夫の忠彦は新しい絵を描き始めます。まだどんな絵かはわかりませんが、咲姉ちゃんに贈る絵なのかな。

ホテルの会議に現れた萬平は福子に次のデートのお誘いをしますが「その日はちょっと…」と断られてしまいます。横で見ていた恵は「あとで抜けていいから、ちゃんと説明しないとだめよ」と忠告。このあたり、変にすれ違ったり引きずらなくてホッとしました。次の瞬間には数年経っててそれぞれ別の人と結婚なんてしてたら発狂するところでした。

萬平に咲が結核で入院していることを打ち明ける福子。萬平は「結核の専門医を探します」と頼もしいところを見せます。そして二人の様子を影で見守る野呂もまた、福子の力になりたいと考えていそうな表情でした。

鈴の心配

鈴は「真一が咲の異常に気がつかなかったなんておかしい、やっぱり冷たい人」と不満を口にします。こういう母親と二人暮らしってしんどいですよね…。子どもを愚痴のごみ箱にしてしまうタイプ。武士の娘って今日も言ってたけど一体なんなんでしょう、武士の娘って。武士の娘がアイデンティティなら愚痴をこぼさず娘を支えてあげてよ…と思ってしまいます。自覚のない悪意、むしろそれが正義だと思ってるところがあるからなぁ鈴さん。そして本当にこういう描写もうまい。

「あなたの結婚相手は私が見つけます」と鼻息を荒くする鈴に、「お見合いはしません」と否定する福子。とりあえず咲が入院しているあいだは、と付け足す福子でしたが、萬平への気持ちを察知した鈴は「立花とも会わないように」と釘を刺します。

そこで聞こえたのは馬のいななき。馬といえばあの人ですね。牧善之助。

牧は咲のためにと結核に効く漢方薬を持ってきてくれました。馬に乗り込む姿はいつもちょっとアレだけど、いいひとすぎます牧さん。

立ちはだかる武士の娘

牧善之助とは別の日に、萬平が今井家へやってきました。玄関に呼び鈴がないから「立花です」と声を聞いて福子と一緒に鈴も外へ出てきます。

萬平は加地谷の協力で、結核の専門医を見つけてきました。今なら病床も空いているからすぐに転院できますとメモを渡す萬平。

鈴へ挨拶をしますが、萬平との交際に反対している鈴は感じ悪く応対します。ここで武士の娘っぷりが発動。「福子ともう関わらないでください」と釘を刺してしまう鈴。

萬平は立ちはだかる鈴の後ろにいる福子の表情を見ていました。福子の気持ちが鈴と同じならば、身を引こうと考えたのでしょう。しかし福子は母の言動に困って、泣きそうな表情です。

萬平はきっぱりと言います。「申し訳ありません」と。ここで引き下がるのか、と鈴も思ったことでしょう。私も一瞬思いました。しかし間髪入れず、「それはできません。お姉さんの病状が落ち着いたら、福子さんに結婚を申し込むつもりです」と言葉が続き、一同唖然。鈴も「はぁ?」と驚いてしまいます。福子と視聴者はニヤニヤがとまりません。

福子のほうへ目配せして力強くうなずき、確かな足取りで去っていく萬平。

かっこええ~。よかったなぁ、福ちゃん! とまるで福子の友達になったような気持ちで応援してしまいますね。いやはや、普通だったらここで引き裂かれて悶々とした日々を過ごしがちじゃないですか? でもそんな王道は踏まないのが爽快ですね。